研究室

研究室について

現在、研究室は、坂村健教授・小林真輔 特任准教授をはじめとして、 2名の特任助教、2名の特任研究員、更に総合研究博物館や人文社会系研究科助教と共同で運営し、 2009年度より情報学環に設置された社会連携講座、更には産業界や政府、海外組織等とも連携しながらて研究を進めている。

研究テーマ

研究テーマは大きく分けると、Ubiquitous ComputingとEmbedded Realtime Systemの2つに大別できる。

Ubiquitous Computing(ユビキタスコンピューティング)は、生活空間の様々なところに埋め込まれたコンピュータが、現実世界の状況を認識し、認識した情報に基き協調動作等を行いながら、人間生活をサポートする情報技術である。 21世紀になり、Post-Internet、Post-Personal Computingの、Leading Conceptとして世界的に注目を集めている。Ubiquitous Computingは、様々な研究領域の成果を総合的に組み合わせて初めて構築することができる高度な情報技術である。 これらの要素技術には、RFID(Radio Frequency IDentification)、Sensor Network、Smart Card、Secure Computing、Embedded Rea lt ime System、Context-awa re Computing、Augmented Reality/Mixed Reality、Wireless Communication等があるが、これらのテーマにはすべて興味があり、当研究室で研究することが可能である。

Embedded Realtime System(組込みリアルタイムシステム)は、様々なの「モノ」や「場所」に組み込むコンピュータのための基盤技術である。 技術的には、実世界の動きに追従するリアルタイム性や、コンパクトな実装、高い信頼性などが求められる。 また、現在では、我が国を代表する様々な電子機器製品を支える技術にもなっており、当研究室で坂村教授とともに生みだしたTRON(The Realtime Operating system Nucleus)や、その最新版であるT-Kernelは、 両方を合わせると、我が国の組込みリアルタイムOSのシェアの約半数程度を占めると考えられている。 当研究室では主に、KernelやOSを主とした、基盤ソフトウェアの研究を行っている。 これらの研究成果や、標準カーネルであるT-Kernel、より小型のワンチップマイコン向けのμT-Kernel、 ファイルシステムなどの高水準ミドルウェアを備えたT-Kernel Standard Extension、 マルチコア向けのMP T-Kernelなどの研究開発を行い、これらの成果は、T-Engineフォーラムから、 オープンソースとして、世界中に配布され利用されている。

具体的な研究内容については、坂村・越塚研究室のウェブページを見てほしい。