教育/Education

修士課程

総合分析情報学コースの修士課程では、卒業するまでに、30単位の取得が必須となっています。そのうち8単位は、研究室ゼミや修士論文に相当しますので、講義自体は、22単位11科目分を取得する必要があります。

講義

基礎科目:総合分析情報学コースの講義はかなり充実していると思います。まず、本コースはいろいろな分野のいろいろな出身大学から学生が入学しますので、もっている知識もばらばらです。そこで、まず入学した修士1年の夏学期には、コンピュータサイエンスやコンピュータの応用分野に関する基礎知識科目をしっかり修得することができるようになっています。論理回路、アーキテクチャ、OS、プログラミング言語、暗号理論、コンピュータネットワーク、空間情報科学などです。また、組込みコンピュータやコンピュータネットワークの実技を修得するための実習科目も必須科目になっています。

研究法:その上で、『総合分析情報学研究法』といって、ユビキタスコンピューティングやオーバーレイネットワークなど、専門的な内容の講義、更に、コンピュータサイエンスを活用した様々な応用分野について、学外で第一線で活躍されている方々を講師でお招きして、様々なお話しを伺うダイジェスト講義があります。

選択科目:選択科目も充実しており、自分が志向する分野の科目をその中から自由に選択して受講できます。例えば、実際に国内で多く使われているサーチエンジンの開発者を講師とした全文検索技術の講義など、魅力的な講義が多数用意されています。

社会人

総合分析情報学コースでは、社会人の場合会社に在籍したままでも可能です。ただし、講義の時間割は、社会人であることを考慮していないので、夜に開講したりすることはなく、基本的には昼間に講義があります。講義に出席できないと、基本的には修了に必要な単位取得できませんので、講義が開講している時期は、昼間に大学で講義を取ることさえ会社との間で調整できれば、社会人のままでも履修可能です。研究室ゼミなどは、指導教員の先生と良く相談して、無理のないように進めることは十分可能ですし、現にそのようにやられています。

修士論文執筆の流れ

修士の学位の取得条件に修士論文があります。修士論文発表までの流れは、以下の通りです。

  • M2・4月:研究構想発表会
  • M2・7月:修士論文中間発表
  • M2・1月:修士論文提出
  • M2・2月:修士論文発表

博士課程

博士課程では、博士論文のための研究を指導教員のもとで実施し、その研究成果を学外の国際的な学会等で発表し、学位取得基準を満たす学術研究業績を達成することが求められます。学位取得基準を満たす学術研究業績を満たして初めて博士学位論文の執筆が認められます。これまでの研究成果を博士露文にまとめ、学位審査を経て、博士(学際情報学)の学位が授与されます。

カリキュラム

博士課程を修了するためには、20単位の取得が必要です。

コース共通必修科目(16単位)

  • 学際情報学課題研究Ⅱ(8単位)
  • 学際情報学課題研究Ⅲ(8単位)
    ! これは研究室ゼミなどの研究に参加し、博士論文を執筆することによって得られる単位です。

コース共通選択科目(4単位以上)

! これは博士論文以外に取得が必要な単位で、取得できる講義は、修士課程と共通です

博士論文執筆の流れ

博士の学位の取得条件は、博士論文です。博士論文発表までの流れは、標準年限の3年間で取得する場合を例にすると、以下の通りです

  • D1・11月:博士コロキウム発表(1回目)
  • D2・11月:博士コロキウム発表(2回目)
  • D3・9〜11月:第一次予備審査(口頭試問)
    • 博士論文の執筆許可、ここまでに必要業績数を揃える(論文3本)
  • D3・12月:第二次予備審査用論文提出
  • D3・1月:第二次予備審査(口頭発表)
  • D3・1月:博士論文(本論文)提出
  • D3・2月:最終審査(口頭発表、公開)
  • D3・3月:博士学位授与

総合分析情報学コースでは、博士学位取得のための研究業績基準を満たせば、在籍年限が3年に満たない場合でも博士論文を提出、審査し、学位を受けることができます(早期修了)。


総合分析情報学コースの学位論文(修士論文、博士論文)

http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/dissertation/2017-2#applied